いよいよ最終面接。採用担当からすると最終面接まで行く人は
さぁ、いよいよ明日は最終面接。
そのような時は誰でも緊張しますよね。
緊張すると思いますが、最終面接ほど自信を持ってください。
最終面接まで行った人というのは「採用に値する人材」と言えるからです。
「まだ最終面接通ってないのになぜ?」
と思うかもしれませんが、まずはここで企業の立場からお話をしていきます。
最終面接担当は役員や人事部長など偉い人ばかり
そう、最終面接担当は役員や人事部長など偉い人ばかりなのです。
最終面接担当は、いままで面接を担当してくれていた現場社員と比べて、経営幹部が担当する企業がほとんどなのです。
これは企業の人事権(最終採用権)が人事部長や経営幹部が持っているから当然の事といって良いでしょう。
このような中で、最終選考のひとつ前の面接にて、採用担当(平社員~課長クラス)が、「採用に値しない人材」さらに言えば「なんでこのような人材を最終面接まで落とさなかったのか?」と思われるような人材を最終面接に通したらどうなるでしょうか?
答えは採用担当(平社員~課長クラス)が評価を下げられるのです。
最終面接なのに、身だしなみが酷かったり、バレバレの嘘をつくような人材をいままでの選考で見抜けなかったら、それは採用担当が仕事が出来ていないという判断になるわけです。
筆者も一度、優秀ではない人材を最終面接に通してしまい、後から人事部長に酷く怒られた経験があります(泣)
こういった事態を防ぐため、最終選考のひとつ前の面接にて採用担当はかなり厳しく評価を下していきます。
この人材だったら最終面接でも大丈夫だろうというところまで含めて合否判断をしていくのです。
もうお分かりいただけたでしょうか。
本質的に最終選考のひとつ前の面接に通った時点で、採用担当(平社員~課長クラス)の中では「採用に値する人材」なのです。
最終選考の具体的対策法は?
1.すでに「採用に値する人材」である、という自信を持とう。
このサイトで何回も口にしている事ですが、筆者は面接において重要な事の一つに「自信を持つ」という事を挙げています。
自分は既に「採用に値する人材」なんだ。
多くのライバルの中から選ばれた人材なんだ。
等、改めてここまで選考を通ってきた自分を評価してあげる事が大事です。
自分に自信が付けば、おのずと出で立ち、立ち振る舞い、話し方が良い方に変わっていくもの。
面接時にも緊張しにくくなり、内定率も上がることでしょう。
超重要。選考前日は空けておこう。
筆者が就職活動していた時の失敗談ですが、最終選考を受けた際、前日のアルバイトが多忙過ぎて体力が最低レベルだった事があります・・・
もちろん、面接時に脳に栄養がいってなかったのかわかりませんが、しどろもどろになってしまい、結果は散々でした。
もちろん、最終選考に関わらず、選考前日の無理は絶対にNGです。
ましてや人生を左右するかもしれない日の前日ですから、可能な限り空けておきましょう。
もし、選考会場に近いところに住んでいるのであれば、前日に散歩がてら最終選考場所まで行ってみることをおすすめします。
当日と同じルートで乗り換えて選考会場までの経路を頭に入れておきましょう。
また、早めについた場合、ゆっくり待機できるカフェや公園の場所も頭に入れておけば、当日迷ってしまうこともないでしょう。
最終選考会場が遠い方も、可能であればGoogleMAP等を駆使して最終選考場所までのルートや近隣施設を頭に入れて置くことをおすすめします。
3.最終選考に向けた深い深い企業研究
人事部長や経営幹部ほど、経営側に近い質問する場合が多いです。
もちろん、人事部長や経営幹部の方々は人を見る目が肥えていますので嘘はすぐばれます。
自分がこの会社に入って何をするのか・・・はもちろんの事、「会社」をどうしたいのか、どう変えていきたいのか、を答える必要が出てきます。
その為にも絶対にしなくてはならないのが「最終選考に向けた企業研究」です。
会社説明会から今までの選考を通して手に入れた情報を改めて表にまとめましょう。
最終選考に向けた企業研究とは?
- 最終選考当日の株価を答えられますか?
- 競業他社の企業名を5つ以上言えますか?
- 業界の問題点、改善すべき点は言えますか?
- 選考企業が最近行った新規プロジェクトを言えますか?
- 仮に入社できた場合の経営ビジョンを語れますか?
- 10年後、20年後会社でどのような立場で仕事していたいか説明できますか?
もし、上記の質問に対して全く答えられない状態であれば危機感を持ってください。
お伝えしてきた通り、最終面接担当は経営幹部が担当する企業がほとんど。
質問内容は基本的な事よりも、経営側に近い質問が多い可能性が高いと言えます。
特に業界の問題点や企業が最近行った新規プロジェクト等、経営側が気になる事は質問される可能性が高いのでしっかりと下調べしておきましょう。
人事部長に
「お、そんなところまで研究しているのか。」
と思わせる事が出来れば内定まで一歩近づいたことになりますね。
4.自信をもって熱意を伝えましょう。
最後に重要になってくるのはやはり「熱意」です。
どんなに優秀でも入社前の選考時に熱意が無い人間とは働けませんよね。
そのため、「しっかりと企業に入ってどんなことをしたいのか(どう貢献できるのか)を明確に答える必要がある」のです。
面接の途中でも最後の質問タイムでもどちらでもいいので、どんな部署に行って〇〇したいというような夢のある話を熱く語ると良いのかもしれません。
最終面接でやり残す事がないよう、自分の熱い思いをしっかりと伝えきりましょう。
【まとめ】最終面接の対策方法は?
- 企業の人事権(最終採用権)が人事部長や経営幹部が持っている
- 最終選考のひとつ前の面接が本当の勝負
- 最終面接まで行った人というのは「採用に値する人材」
- すでに「採用に値する人材」である、という自信を持とう
- 超重要。選考前日は空けておこう。
- 今までの選考を通して手に入れた情報を改めて表にまとめて再度完璧な企業研究を。
- 人事部長や経営幹部ほど、熱意を重要視する場合が多い
- 自分がこの会社に入って何をするのか、どう貢献できるのかを、自分の言葉で熱く話しましょう