貴社?御社?どっちが正解?
面接時によくある言葉遣いのミスに「会社の呼び方が違う」事が非常に多いです。
実際にシーズンになると、多くの学生が「会社の呼び方が違う」為にマイナス評価に繋がっているのです。
ただ、実際は「会社の呼び方が違う」だけで直接評価ポイントが下がることはありません、しかし、一回の面接時に何回も何回もずーっと会社の呼び方を間違えたままだと、面接官の意識がそちらに集中してしまい、肝心の内容が薄く感じられてしまう事が多々あるのです。
結果として印象も残りづらくなりますので、しっかりと正確な呼び方をマスターしましょう。
知ってるか知ってないかだけで選考に落ちてしまうのは嫌ですよね。
会社名+様・・・は不正解
非常に多い不正解が「会社名+様」です。
例えば
「〇〇出版様の今年度の決算発表を拝見しまして・・・」
「〇〇食品様の社風に大変共感致しました。」
等の呼び方です。
一見丁寧そうに見えますが、ビジネスマナー上ではありえませんので使わないようにしましょう。
間違いの度合いは低いですが、気にする方(特に役員クラス)には引っかかる可能性があるので、注意が必要です。
「貴社」は不正解
そして、一番多いミスは「貴社」と呼ぶことです。
かなりの就活生や中途採用希望者が間違えているので、しっかりとミスを訂正しておきましょう。
なお、基本的に「貴社」は書き言葉です。
履歴書やエントリーシートにおいて会社名を書く場合は「貴社」で統一しましょう。
話す際に「貴社」を使うのはNGなのです。
間違っても「貴社が第一希望です!」なんて言わないようにしてくださいね。
正解は「御社」
そう、正解は「会社名+様」でも「貴社」でもなく、「御社」が正解です。
「貴社が第一希望です!」ではなく、
「御社が第一希望です!」がマナー的に正解なのです。
しっかりと使い分けできている方がほとんどですが、全体の1―2割程度の方が間違えて使っているように思えます。
面接時に相手の企業を呼ぶことは多々あるはずです。
恐らく30分程度の個人面接であれば5-10回は使うかもしれません。
そんな時、毎回毎回間違った呼び方で相手の事を呼んでいていは、面接官も気になって仕方がなくなってしまうでしょう。
それでは肝心の内容が伝わらず、結果として印象に残りづらくなることは明らかです。
また、面接官からしたら「そのぐらいの対策も出来ていないまま面接にくるのか・・・」と思うかもしれません。
そうしたら準備不足や想像力の欠如、段取り不足と判断されてしまう場合もあるのです。
たった、相手の事を「御社」と呼ぶだけです。
誰でもできることをおろそかにして、損をしないようにしましょう。
【まとめ】貴社?御社?会社はどう呼べばいい?
- 「会社名+様」は使ってはイケナイ。
- 「貴社」は書き言葉。エントリーシートと履歴書のみに使おう!
- 正解は「御社」。「御社が第一希望です!」がマナー的に正解