企業研究の重要性。企業理解は〇〇に繋がる試金石。
面接官が見ているポイント「企業研究」
就職活動本等を見ると「企業研究が大事!」とよく書いてありますよね。
筆者的にも、もちろん企業研究は非常に重要だと思っています。
ではなんで「企業研究が大事」なのかわかりますか?
なぜ大事なのかを理解せずに企業研究を行っても身になりにくいもの。
結論から言うと、【選考前&序盤の企業理解】と【選考通過の為】の2つの理由で重要なのです。
一般的には【選考前&序盤の企業理解】で重要とされますが、実は重要なのは【選考通過の為】の企業研究なんです。
【選考前&序盤】自分の理想と、会社の理想をマッチング
まず、一般的に企業研究とは「選考前&序盤」での場面を指すことが殆どです。
簡単に言えば自分の理想と、会社の理想をマッチングすることを目的とする企業研究です。
- どんな仕事なのか?
- 経営ビジョンは?
- 働き方は?
- 福利厚生は?
いわゆる会社説明会で聞けるレベルの情報です。
このレベルの企業研究は正直、大事というよりは当然であり、自分が働きたい会社を探すために基本的な事と言えます。
これらの企業研究を通して自分がこの会社に合っているのか、本当に働きたいかを判断するのです。
【選考通過の為】の企業研究とは?
話の本題はここから。
重要なのは企業研究は選考通過の為にすることが重要ってことです。
まず、前提としてどの企業の面接官も必ず評価指標にしているのが「熱意」です。
いくら優秀でも熱意の無い人間と一緒に働きたくないですよね。
じつはこの「熱意」の度合いを企業研究の深さでバレてしまう事があります。
実例:「御社が第一志望です!」なのに・・・
良くいるパターンが熱意を込めて「御社が第一志望です!」といった割には、企業研究が全くできていないパターンです。
第一志望って言っているのに、企業理念や詳しい事業内容について全く調べておらず、話す内容も会社説明会と同じ内容・・・というパターンです。
「第一志望のはずなのに、そんな事も知らない・調べてないのか・・・」
「答えの内容が会社説明会の内容そのまま。第一志望のはずなのに・・・」
面接官はこの場合、志望度合にマイナスを付け、評価を下げます。
言葉だけの「御社が第一志望です!」は通じないのです。
志望度の高い人間=熱意のある人=深く企業研究している人
そう、本当にその企業に入りたい人間(志望度の高い人間=熱意のある人)はその企業をより知ろうとするはずですよね。
会社説明会の内容はもちろんの事、業界の事や競合他社の事に対して深い理解をしたいと思うハズ。
志望度の高い人間=熱意のある人=深く企業研究している人
という図式が成り立つんです。
言葉に出して「御社が第一志望です!」というのはもちろんの事、必ずしっかりと時間を割いて企業研究はしておきましょう。
せめて会社の基本的な事を答えられないと合否に深くかかわってくる評価項目が下がってしまいます。
【選考通過の為】深く企業研究していることを伝えるのもテクニック
そう、しっかりと自分が志望度の高い人間=熱意のある人=深く企業研究している人をアピールすることも重要です。
面接時に回答する際、深く企業研究してわかった項目を入れ込むのも熱意を伝えるポイントでしょう。
例えば
- 実際に企業(実店舗)を訪れてみた感想・わかった事。
- 代表が雑誌のインタビューで触れた内容
- WEB上で発表された新規プロジェクト案件
- OB/OG訪問をした感想・わかった事。
- 競合他社との比較・独自の視点
など、会社説明会で説明されていない、深い企業研究の内容を回答に埋め込むと、
深く企業研究している人=熱意のある人=志望度の高い人間
とつながっていくはずです。
まぁ、簡単に言ってしまえば「しっかり企業研究してますよ」アピールが必要だってことです。
面接の最後に逆質問の時間があればそこで色々聞いてみても良いでしょう。
- 面接官はその方の「志望度合(熱意)」を必ず確認
- 面接官は志望度合(熱意)を企業研究の深さで確認している
- 言葉だけの「御社が第一志望です!」は通じない
- 深く企業研究している人=志望度の高い人間=熱意のある人