面接が終わった後のお礼メールやお礼状は送った方が良い?
良く聞かれる質問に表題のように、面接終了後のお礼メールやお礼状について聞かれます。
実際、面接官をしていると名指しでお礼状やメールが届くことが沢山あります。
実際は見ていないんじゃないか・・・とか思って送らない方もいると思いますし、かえって余計なお世話になるかも・・・と思う方もいるでしょう。
今回はそんな面接が終わった後のお礼メールやお礼状について書いていこうと思います。
結論:送った方が絶対に良い
元採用担当からすると、結論としては「送った方が絶対に良い」です。
学生の方からしたら採用担当は悪の権化?に見えるかもしれませんが、しょせん採用担当とはいってもただの人間です。
きちんと綺麗な文面で丁寧にお礼を言われたら嬉しいのです。
最終選考だけ・・・ではなく、しっかりと選考初期段階から積み重ねて通過ごとに御礼メールを送っていくと、採用担当の方に覚えてもらいやすくなるはずです。
内容には要注意。ミスだらけだと逆に失礼
とはいっても、送った文面が誤字脱字だらけ、あて先が無い、連絡先が無い・・・などマナー違反だらではかえって評価を落とします。
以下の事は最低限守って送るようにしましょう。
基本的な事はネットに載っているので省略します。
- メールは当日中、お手紙なら翌日中までに送る
- テンプレートのままではなく、独自性を必ず入れる事
- 自分の連絡先(大学名・学部名・携帯番号)を必ず入れる
- 手紙は絶対に手書き
- 具体的な面接官名を名指ししても良いかも
- 面接官が返事をしなければいけないような内容にしない
- おくる前に誰かにチェックしてもらおう
一番大事なのが「なるべく早くメール・手紙を送る」ことです。
これはビジネス業界でも同じことが言えますね。
とはいっても、すべての面接にお礼をしていたら労力がかかってしまい、大変ですよね。
ある程度の文面を作ってテンプレート化し、企業ごとに少しづつ独自性を持たせていくと良いでしょう。
効果は薄い。けどこれが決め手になる場合も
手紙を送ったからといって通過するわけではありません。
ですが、送ったから通過する場合もあります。
例えば2名の就活生がいたとして、
2人の面接時の評価は全く一緒。
採用人数まではあと1名。
面接官の意見が割れている・
このような状況の中で、片方から非常に丁寧な手書きのお礼状が届いたらどうでしょう。
今までの選考のお礼、さらにこの会社で絶対に働きたいという意志が感じられるような手紙だったらどうでしょう。
最初に戻りますが採用担当といえど、ただの人間です。
恐らくかなりの確率でどんな企業も手紙を送ってきた方を通過させるはずです。
お判りいただけたでしょうか?
たった一枚の手紙が結果を変える事もあり得るのです。